2013年9月15日日曜日

秋の奥武蔵グリーンライン


埼玉県南西部に複数の市町村にまたがる「安・近・短」の観光スポットの紹介

車は勿論、バイクや自転車を利用し仲間や家族、勿論ソロでも・・

これからの季節連休も多く、身近で大自然を満喫するには絶好の場所



「奥武蔵グリーンライン」は林道奥武蔵1、2号線を中心に様々な林道や

作業林道を含む20以上の林道を併せた総称

(入間郡越生町、毛呂山町~日高市~飯能市~秩父市、秩父郡横瀬町他)

今はほぼ全線が完全舗装になっている為、移動も快適だ

今回はその東側の毛呂山、越生町から北上するルートを・・

最も近い高速のICは圏央道鶴ヶ島ICと日高ICだ



日高市の県道30号線を寄居方向に北上し埼玉医大医療センターを

過ぎるとバイパスとの分岐信号がありそれを旧道に左折

2.3分ほどで左ト字路信号交差点「鎌北湖入口」があり、左折

すると80年前に作られた農業用貯水池として作られた「鎌北湖」

がある   各種ボートや遊歩道、「宿谷の滝」や宿泊施設他がある

晩秋の夜は木々が鬱蒼と繁りホラー映画のジェイソンが出て・・・?



県道30号線を北上し越生駅の手前2~300m右側に「一里飴本舗」

がある   550年前に「越生梅林」でとれた梅の蜜を使った

医薬飴が始まりで、一里を歩く間溶けきらづ味わえたことに由来

埼玉銘菓の一つで彩の国優良ブランド品に指定されてる

町内の土産店、物産展にも置いてるらしい


越生駅を通過し数分で「三滝入口」交差点に・・・

そのまま数百メーター直進すると先程の「県道30号バイパス」と合流するため

渋滞時にはバイパス経由で戻るのも一つの手かも


「三滝入口」を三滝方面に左折するとまもなく右手に「越生梅林」がある

樹齢600年を越すものも不住目約1000本の梅の木が植えられている

「梅まつり」は概ね2月中旬より3月下旬の間開催されるが開花時期により

弱冠の変動がある



そのまま直進すること10分ほどで「黒山三滝」に到着する

越辺川源流の男滝、女滝、天狗滝の三滝を総称したものだ

 






右折し無料駐車場を過ぎたところには「黒山鉱泉」があり田山花袋や野口雨情

他の文人に好まれた    入浴だけで利用する人も多い

その先を歩き続けると左手に「天狗の滝」がある   奥の大平山には

修験者の墓や像などがあるらしい



そのまま歩く続けた突き当たりに段違いの滝が現れる

上部が「男滝」で下部が「女滝」その袂には「夫婦橋」がある

スケールはこじんまりしてるが静寂の中の絶好のロケーションだ

滝の手前にはお土産やが有り岩魚や山女、きのこの焼いたものも・・



「黒山三滝」入口T字路を左折し山道を上って行くと、いよいよ

グリーンラインそのものだ   突き当たりT字路が「一本杉峠」

左折すると先程の「鎌北湖」、右折すると「飯森峠」「大野峠」~横瀬方面へ

右折し暫く走るとまたもやT字路で急角度の右折をして本線を走る


急なのぼり坂を数分走ると昔からの茶店が並ぶ「顔振峠」

その昔、源義経が都落ちの際に余りにも絶景の為何度も、顔を

振り振り通ったとのいわれで着いたとされる説が多い



晴れた日には西の方に富士山や周辺の山並みが綺麗に映える

又、10分程の頂に登れば東京や埼玉副都心などの見える「雨乞い塚」が・・



この峠にはだいぶ以前から「平九郎茶屋」や「富士見茶屋」「顔振茶屋」

が有り、其々のなじみのお客=リピーターが多い  最近では洋風カフェ

やレストラン等も近くに・・    10年位前より毎夏「風影サンセットコンサート」

と言う野外コンサートの催しもあるようだ


更に北上し「傘杉峠」、「高山不動尊」へ  ここにも「顔振峠」同様トイレがある

そしてすぐに「関八州見晴台」が右手に・・   その名の通り晴天時には

東京周辺が広範囲に見渡せる絶景のスポットだ



更に北上をすると「飯森峠」があり、NAC5の電派親局がありほぼ

関東一円を網羅している

そのまま走り続けると「ぶな峠」、「刈場坂峠」と続く

 
「刈場坂峠」にも公衆トイレがある。   ここも景色がよく広いパーキング

スペースもあり、休憩したり待ち合わせるには最適な場所

最近の土、日、祭日は移動販売車がいてコーヒーやサンドイッチ他

の販売をしており何かと便利に・・





 


「刈場坂峠」から先へ北上すると「大野峠」、「高篠峠」、「白石峠」、

「定峰峠」などがあり秩父市、横瀬町、皆野町へと続くが(走り屋)さんや

カップルにはいいがファミリーやグループドライブの方の同行者には

もう林道走行には飽きが来るころ・・  初めての訪問ならそろそろ帰路に・・

「刈場坂峠」のT字路を左折すると国道299号線の「正丸峠」のトンネル

たもとに出る





その途中には「高麗川の源流」があり、地元の中学生が作った目印の

「高麗川源流保全の碑」がある







「越生梅林」からここ「正丸峠」まで途中「黒山三滝」を観覧し「顔振峠」

展望台を登頂、「顔振茶屋」で小1時間軽い食事を、また「刈場坂峠」

で小休憩しての総合計所要時間は4時間弱 (125ccの原付バイク)

アップダウンや上り下りの多い九十九折(つづらおり)の山の尾根を結ぶ林道です

途中電波の届かないところが多数     もし、事故や故障しても

すぐには緊急車両は来てくれませんのでくれぐれも安全運転で !

今年の異常気象、長雨の影響で路肩が崩れてるところが多いので注意を!   

それ以外のところは自転車、バイク、自動車問わず、

キープレフト厳守で「奥武蔵グリーン」の自然を満喫してください



また、国道299号線沿い「武蔵横手口」や「西吾野口」からの近道の

林道も沢山あるが、今年の異常気象による長雨の影響で土砂崩れ

による路面補修工事で通行止めが多い為、事前確認を!




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